クレジットカードなどのポイントを効率よく貯め、買い物などをお得に楽しむ「ポイ活」が注目されている。貯め方によっては、月約2万円相当のポイント獲得も夢じゃないというが、具体的にはどう貯めれば良いのか。
年会費無料で還元率1%以上のカードを選ぶ
クレカを複数枚所有している場合、まず解約すべきは年会費が有料のカード。
「空港ラウンジが無料で使えたり、ホテルの宿泊が無料になるなどの特典で元がとれるカードもありますが、活用できなければ無意味です」
さらに、ポイント還元率が、1%以上のカードがいいという。これだと100万円使って1万円分のポイントに。還元率1%のカードには「PayPayカード」「楽天カード」などがある。また、ポイント付与エリアが広い、Tポイント、dポイント、楽天ポイント、Pontaポイントの、いわゆる4大共通ポイントを貯められるクレカも使いやすいという。
公共料金や家賃もクレカ払いに
固定費をクレカ払いにできれば、ポイントを貯めやすい。
「電気・ガスといった公共料金、新聞、携帯代、住民税や自動車税などがクレカ払いできます。また、引っ越しのタイミングであれば、初期費用や家賃もクレカ払いにしたいところ」
投資信託はクレカとひもづける
「たとえば、『高島屋』での買い物の還元率が最大10%の『タカシマヤカード』はSBI証券の積み立てでもポイントが貯まります。還元率1%でPontaポイントが貯まる『auPAYカード』は、auカブコム証券で積み立てができます」
治療費や入院費用をクレカ決済にする病院増
「支払いにクレカが使える医療機関も増えています。保険内診療はダメでも、人間ドックなどの自由診療や高額医療費、入院費だけは対応しているというケースもあります」
ふるさと納税もクレカ払いがお得
「クレカ払いにすれば、振込手数料分がお得になります。もっともポイントが貯まりやすいのが『楽天カード』で楽天ふるさと納税をする方法。タイミングを狙えば20倍のポイントが獲得できます。『auPAYカード』は100円につき1%Pontaポイントがつきます」